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| マドリードの南東約45キロにある落ち着いた小さな町。15世紀に建てられた城も町外れにありますが、むしろこの町は、水で割ると白く濁る独特のお酒・アニスのふるさととして知られています。町の中央には、闘牛場にもなるマイヨール広場があり、その日は熱狂につつまれます。毎年4月にはアニスとワインのお祭りがあり、多くの人でにぎわいます。 |
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トレドは、古くは西ゴート王国の首都であり、またカスティーリャ王国の首都でもありました。1561年にマドリードが統一スペインの首都と定められてからも長くスペインの芸術、文化、宗教の中心として栄えました。3方をタホ川に囲まれた地の利から、古代ローマ時代から要塞都市として発展し、栄光の歴史を担ってきたのです。それだけに時の重みをずしりと感じさせる歴史的建造物も多く、絵のモチーフには事欠きません。複雑な支配交代を経て、キリスト教、イスラム教、ユダヤ教の3大宗教が共存してきたこともあり、東西の文化が互いに影響しあって町全体が独特の雰囲気につつまれています。まがりくねった石畳の坂道を散策すれば、そこここでこうした特異な文化の香りを感じられることでしょう。
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トレドの街 |
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ギリシャのクレタ島で生まれたエル・グレコが、1755年にこの町に来て、画家として活躍した足跡をたどるのも楽しいことです。復元された彼のアトリエ、さまざまな教会に残る絵画の数々、サンタ・クルス美術館など。日本ではとうてい見ることのできない彼の作品と町のあちこちで出会えます。
そしてタホ川の対岸からは、エル・グレコが描いたのと同じポジションから、トレドの町の全景を描くことができます。
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マドリードから北へ列車で約2時間、人口55000人のセゴビアは、古代ローマ時代から続く古い都市で、紀元前に造られた全長728mの水道橋がほぼ完全な姿でのこっています。城壁に囲まれた旧市街には、200年以上の歳月をかけて建設されたゴシック様式の壮麗な教会・カテドラルや、美しいお城・アルカーサルが、この町のシンボルとしてそびえています。
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ローマ水道橋 |
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| セゴビアから北東へ車で30分、ペドラッサは城壁に囲まれた中世そのままの美しい町。14世紀以降貴族の館が次々と建てられ、この地方の中心地として栄えました。町の中心のマヨール広場は回廊に取り囲まれ、当時の風情を伝えています。13世紀に建てられたお城やサンタ・マリア教会、入り組んだ細い石畳の道など、さまざまな歴史が刻まれた町のたたずまいは、多くの画家に画題を提供してきました。 |
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