アーチストナビ トップ >当サイトについて >リンク登録 >アーチストナビサイトマップ
アートニュースリリース トップ > アートニュース > 美術館 > 没後40年 星襄一 もうひとつの挑戦 十日町発 ”スノリア”工芸の行方

アートニュース

美術館

没後40年 星襄一 もうひとつの挑戦 十日町発 ”スノリア”工芸の行方

発信日:2019年06月03日(月)  発信者:星と森の詩美術館

星襄一≪(蝶)≫ スノリア飾り絵 1960年代

星襄一≪(蝶)≫ スノリア飾り絵 1960年代

1958(昭和33)年、木版画家としてのスタート間もない星襄一(1913-79)は、今でいうコラボレーションの形で製品開発に携わります。それは同年創業の十日町合成工業㈱が開発・制作した合成樹脂製の工芸品で、のちに雪国十日町市を象徴する雪(スノー)と素材の尿素系樹脂(ユリア)を融合して「スノリア」と名付けられました。プラスチックといえば漆器・陶器の代用品としか考えられていなかった時代に、樹脂の特性を活かして芸術性の高い工芸品を作れないかと、デザイン指導に招かれたのが星でした。星は年若い現場スタッフと共に深夜まで試行錯誤を繰り返し、一つひとつ出来上がる製品に一喜一憂したといいます。
翌年の第5回プラスチック文化展で盛器と壁飾りが中小企業庁長官賞、朝日新聞社賞を受賞するなど製品は驚きをもって迎えられ、以降も多くの賞を受賞しています。それまでのプラスチック製品にはなかった重厚感に加え、手作業による加飾技法でそれぞれ異なった表情を持ち、まさに一点ものの作品として製作されていたのです。特に飾り皿や飾り絵は花鳥、童など愛らしいモチーフで人気を博し、東京のデパートなどでも扱われました。のちには花器、ライター、アクセサリー等さまざまな製品が作られ“十日町にスノリアのない家はない”とまで言われましたが、1968(昭和43)年の十日町合成工業㈱閉業を機に、徐々にその姿を消していきました。
わずか10年間だけ雪国十日町に花開いたスノリア工芸は、星の版画制作にも少なからず影響を与えています。50年の歳月を経て現在では貴重な品となりつつあるスノリア60点と、初期から晩年までの星版画40点を併せて展覧いたします。

会  場:星と森の詩美術館
会  期:2019年 6月7日(金)~7月28日(日)
開館時間:9時30分~17時(入館は16時30分まで)
休 館 日:火曜日
入 館 料:一般500円、小・中学生200円
住  所:〒948-0101 新潟県十日町市稲葉1099-1
T E L :025-752-7202
H P:http://www.hoshi-uta-m.jp

■リリース問合先
星と森の詩美術館

カテゴリー:美術館

  • ホルベイン・アーチストナビは、掲載のニュース内容についてのご質問にはお答えできません。
  • ニュースによっては、募集や勧誘、購入誘導等を含みますが、ホルベイン・アーチストナビはそれらの対象物につき保証・推奨等するものではありません。応募・参加・購入等は各人の判断と責任において行ってください。
  • ホルベイン・アーチストナビは、掲載のニュースにより生ずるいかなる損害にも一切責任を負いません。
  • 掲載の文章・画像等掲載情報は、各掲載依頼者より提供いただいています。各依頼者の了解なく転写、複写等することは禁じられています。

↑ページトップへ