アーチストナビ トップ >当サイトについて >リンク登録 >アーチストナビサイトマップ
アートニュースリリース トップ > 展覧会リリース > 近畿 > 山口聡嗣展 無「関係」についての考察

展覧会リリース

近畿

山口聡嗣展 無「関係」についての考察

作家名:山口 聡嗣

会期:2019年8月10日(土)~18日(日) 11:00-18:00(最終日15:00)

会場:ART SPACE IGA

■作家プロフィール
山口聡嗣 略歴

1960年 三重県津市生まれ
1986年 愛知県立芸術大学美術学部(油画)卒業
1998年 筑波大学大学院修士課程芸術研究科(洋画)修了

《 発表歴 》
1984年 グループ『パラノイア』展(愛知県立芸術大学内)
1985年 グループ『Movement 85』展(名古屋市博物館 名古屋)
1986年 愛知県立芸術大学卒業制作展(愛知県美術館 名古屋)
1986年 個展(ギャラリーはくぜん 名古屋)
1986年 個展(ガスビルギャラリー 名古屋)
1987年~1995年  グループ『けやきの会』展(三重)
1993年 個展(愛知芸術文化センター 名古屋)
1995年 個展(ギャラリー坂角 名古屋)
1996年 個展(T’sギャラリー 名古屋)
1996年 個展(ギャラリー坂角 名古屋)
1996年 グループ『激薬展』(筑波大学内 つくば)
1996年 グループ『MC展』(つくば美術館 つくば)
1997年 個展(つくば美術館 つくば)
1997年 グループ『MC展』(つくば美術館 つくば)
1997年 パフォーマンス『再演―劇場の三科』(筑波大学内)に演出・パフォーマーとして参加
1998年 個展(筑波大学内 つくば)
1998年 筑波大学大学院修士課程芸術研究科修了制作展
(つくば美術館 つくば)
1998年 個展(T’sギャラリー 名古屋)
1999年 個展(ギャラリー坂角 名古屋)
2003年 個展(ギャラリー坂角 名古屋)
2013年 個展(三重画廊 津)
2017年  個展(ART SPACE IGA 伊賀)
2018年  グループ『LIGHT ART EXHIBITHION 5』(崇広堂 伊賀)
2018年  個展(ART SPACE IGA 伊賀)
2019年  グループ『LIGHT ART EXHIBITHION 6』(崇広堂 伊賀)
2019年 個展(ART SPACE IGA 伊賀)

■作家コメント
山口聡嗣展(無「関係」についての考察 ART SPACE IGA)コンセプト

それは、2019年2月に京都のART OFFICE OZASAにおいて開催された
「河口龍夫〈 関係 〉の始まり」展におけるオープニングレセプションでのことであった。河口龍夫先生が長年、作品制作をされる上で「関係」をテーマにしていることについて、いろいろな切り口からのお話があった。その中で、ふと、こんなことを発言された。
「最近、無「関係」-つまり「関係していない状態」について作品を創れないかと考えることがある」
このことについて、出席者からいろいろな意見が出たが、結論には至らなかった。私にはその考え方がとても興味深いものに感じられた。そこで、今回、そのテーマについて、作品化しようと試みた。
関係していない状態にするとは、ある意味、断絶することだ。しかし、そのもの自体をなくするわけではなく、一定の距離感を持った状態で、存在はさせたいと考えた。そのレセプションの場でも発言したことだが、『秘仏』の手法を用いてはどうだろうか、と思いついた次第である。寺院には『秘仏』が存在する場合がある。その多くは、包帯などで巻き付けた状態で保護し、それを厨子の中に安置し、普段は見えない状態にしてある。しかし実体はそこに存在し、扉の向こう側にある像を想像して、信者たちは祈りをささげる。この形態は、一定の距離を持つことで、無「関係」の状態を実現してはいないだろうか。無「関係」とは、決して非「存在」ではない。その場には「存在」しながらも、一定の距離を取り、「関係」をある意味絶ったようなものである。そのような状態を表してみようと思い、今回の作品を制作した。
このような感覚は、日本人には昔からあるのではないか。和歌に詠まれた月のように、「雨の日に雲の向こう側に存在する月に思いを寄せ、風情を感じていた」日本人にはなじみの深いものである。現代に生きる私たちはそれを忘れかけているが、DNAの奥深くにある記憶を呼び戻していただけると幸いである。
その周囲には、多様な「色」が存在する。それは、人がそれぞれにもつ感覚を象徴している。その中にある、無「関係」ながらも、非「存在」あらざるもの-それを今回表そうとしている。
今回の作品では、「もの」をまず、新聞紙で包んだ。この手法は、「ガラス作品の保護のためには新聞紙が最適である」と伺ったことによる。それを包帯で包み、黄色で彩色(これも保護のイメージ)した後に、木枠の中に収め、背後から光を当てた。これもまた、見えにくくすることで、無「関係」の状態を促進しようとする試みである。そのものを多様な色彩の中に置く。その見え方も様々な捉え方があるであろう。ここで、あえて中にある「もの」が何であるのかは明らかにしないでおく。それは皆さんの心の中にある「関係性」によるものになるはずである。

DSC_00046profile

DATA
作家名山口 聡嗣
会期2019年8月10日(土)~18日(日) 11:00-18:00(最終日15:00)
会場ART SPACE IGA
会場詳細

〒518-0867 三重県伊賀市上野福居町3305
0595-22-0522

カテゴリー:近畿

  • ホルベイン・アーチストナビは、掲載のニュース内容についてのご質問にはお答えできません。
  • ニュースによっては、募集や勧誘、購入誘導等を含みますが、ホルベイン・アーチストナビはそれらの対象物につき保証・推奨等するものではありません。応募・参加・購入等は各人の判断と責任において行ってください。
  • ホルベイン・アーチストナビは、掲載のニュースにより生ずるいかなる損害にも一切責任を負いません。
  • 掲載の文章・画像等掲載情報は、各掲載依頼者より提供いただいています。各依頼者の了解なく転写、複写等することは禁じられています。

↑ページトップへ