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美術館展覧会

近畿

没後30年 神谷美恵子がのこしたもの

会場:思文閣美術館

会期:2009年10月3日(土)~12月20日(日)

イギリス ウォーリントン・パーク病院にて(1966年秋)

イギリス ウォーリントン・パーク病院にて(1966年秋)

「何故私たちでなくてあなたが? あなたは代って下さったのだ」
神谷美恵子(1914-1979)が初めてハンセン病療養所長島愛生園を訪れた時に記した詩の一節である。
この一言に神谷美恵子の人間性が凝縮されている。
19歳の時多摩全生園を訪れ、初めてハンセン病患者に接した彼女は強い衝撃を受け、自分の道はハンセン病患者に尽くすことだと思い定める。
だが、その志を実現するのには24年もの歳月を要した。父の反対、、自らの結核発病、「ハンセン病医療には携わらない」という約束を交わした上での文学 から医学への転向、そして歩み始めた精神科医への道。終戦後には文部大臣に就任した父を助け、GHQとの折衝に欠かせない通訳・翻訳者としての仕事。結 婚、二児の出産・子育て、自身の癌体験・・・。それらを経て、ようやく長年の夢であった長島愛生園に勤務できるようになったのは43歳の春のことであっ た。
主著『生きがいについて』(1966)は、医師としてハンセン病患者たちと向き合う中で生まれた。出版から40数年を経た今もなお、その著書が多くの示 唆を与え、読者の心を引きつけて止まないのは、神谷美恵子自身も多くの葛藤を乗りこえた一人の人間であったからではないだろうか。
またその人柄から、皇后陛下のよき相談相手であったことも知られる。
本展では、自筆原稿、日記、書簡、絵画、写真、遺愛品など約250点を展示し、没後30年を迎える今年、改めて神谷美恵子が今を生きる私たちに遺(のこ)したものを検証する。

「神谷美恵子コレクション 生きがいについて」/著者 神谷美恵子/2004年/株式会社 みすず書房

「神谷美恵子コレクション 生きがいについて」/著者 神谷美恵子/2004年/株式会社 みすず書房

「遍歴」原稿

「遍歴」原稿

DATA
会場思文閣美術館
会場URL

http://www.shibunkaku.co.jp/

会期2009年10月3日(土)~12月20日(日)
開館時間午前10時~午後5時
料金

一般700円(550円) 高大生500円(380円) 小中生無料
※(   )内は前売・団体料金(10名以上)

カテゴリー:近畿

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