美術館展覧会
国立西洋美術館開館50周年記念事業 フランク・ブラングィン展
会場:国立西洋美術館
会期:2010年2月23日(火)~5月30日(日)

左:フランク・ブラングィンの肖像 / 1940年 / 写真 / 個人蔵 / Photo: LISSFINEART.COM / ©David Brangwyn
右:株式会社川崎造船所(現川崎重工業(株))初代社長 松方幸次郎 / 写真提供: 川崎重工業株式会社
国立西洋美術館設立の礎となった松方コレクション。1910 年代後半から20 年代にかけてヨーロッパで蒐集されたこの大コレクションには、その散逸の謎とともに数々のエピソードが残されています。コレクションを築いたのは川崎造船所(現・川崎重工業)の初代社長、松方幸次郎。商用でロンドンにいた松方に蒐集のきっかけを与え、また指南役となったのが画家フランク・ブラングィン(1867-1956)でした。ブラングィンが描いた造船所や労働者をテーマとした力強い絵画に魅せられた松方は、その主要作品を次々と購入し、ついには究極の夢である、コレクションを公開するための美術館、「共楽美術館」の建築デザインをブラングィンに依頼します。関東大震災後の経済危機により美術館建設計画は実現することはありませんでしたが、実現すれば東洋一の西洋美術のための美術館が誕生し、そこではブラングィンの作品が総合的に展覧されるはずでした。
ブラングィンはイギリスのロイヤル・アカデミーで現存作家として初めての個展を開き、ロイヤル・エクスチェンジ(証券取引所)など公共建築の壁画を次々と手がけ、イギリスのみならずアメリカ(ニューヨーク、ロックフェラー・センターなど)やカナダにも作品を残しています。アーツ・アンド・クラフツ運動からアール・ヌーヴォー、アール・デコという同時代の装飾芸術運動を背景に、油彩画だけではなくカーペット、家具、陶磁器、版画や挿画本にも制作範囲を広げ、当時を代表する画家として活躍しました。夏目漱石の名作『それから』にもブラングィンの名が登場しており、その名声は日本にまで届いていたのです。
本展は、国立西洋美術館開館5 0 周年を記念し、松方との関わりを軸に、ブラングィン芸術を回顧する日本では初めての展覧会で、8カ国約37カ所の美術館、コレクターが所蔵する約120 点で構成されます。松方のための共楽美術館のデザイン画のほか、散逸してしまった松方旧蔵のブラングィンの作品も探し出し、またロンドンの倉庫で焼失した大作のための下絵を紹介するなど、松方によるブラングィン・コレクションを可能な限り再現します。色彩あふれる画面構成、力強い描写力とともに、家具、陶磁器など、多分野に見せる豊かな才にご期待ください。
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※ホルベイン アーチストナビでは、上記展覧会のチケットを抽選で5組10名様にプレゼントいたします。
ご応募は《チケット応募フォーム》よりご応募ください。
締め切りは2010年3月16日(火)まで。
なお、当選発表はチケットの発送をもってかえさせていただきます。
| 会場 | 国立西洋美術館 |
|---|---|
| 会場URL | |
| 会期 | 2010年2月23日(火)~5月30日(日) |
| 開館時間 | 9:30~17:30 ※毎週金曜日は20:00まで(入館は閉館の30分前まで) |
| 料金 | 前 売:一般1300円 /大学生1000円 /高校生550円 |
| 問合先 | 03-5777-8600(ハローダイヤル) |
| 主催 | 国立西洋美術館、読売新聞社 |
| ホームページ | 展覧会公式ホームページ 国立西洋美術館 |
カテゴリー:東京
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