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 トップ美術館セレクション >(財)岐阜県陶磁資料館
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(財)岐阜県陶磁資料館

 


上絵花鳥画二人具


釉下彩鷺画花瓶

華麗なる明治の名品
美濃西浦焼展

会期 2008年4月1日(火)〜6月1日(日)
休館日

5月5日を除く毎週月曜日、4月30日(水)

開館時間

9:30〜17:00(入館は16:30まで)

観覧料金
券種
当日
一般
300円
大学生
200円
高校生以下
無料
団体割引(15人以上)2割引
優待券(1年間、何度でも入館できます)1,000円

 この度の展覧会は、明治時代に土岐郡多治見町(現:多治見市)で三代西浦圓治から五代西浦圓治のもとで制作された西浦焼を87点取り上げ、その魅力を紹介します。
 美濃では、今から200年程前の文化・文政時代に磁器製品が作られるようになり、染付などによる国内向けの日用品が生産の主力となっていました。明治5年に窯株制度が廃止されたことにより、生産、販売が自由に行えるようになると、三代西浦圓治らが、美濃焼の高品質化による製品の開発と販売に取り組みました。明治13年に販売会社である濃陶社を創立し、市之倉村(現:多治見市市之倉町)の加藤五輔らの原料購入を援助するとともに精巧な染付製品を作らせ、「濃陶社職工加藤五輔造」「日本西浦製」などの銘を入れて国内外へ販売を行い、名声を博しました。また、明治20年からは五代西浦圓治が自家工場にて製造を始め、欧州から輸入した洋絵具を用いて花瓶や食器に細密な花鳥風月などを描き海外へ販売を行いました。
 明治32年頃になると、西浦焼の代表的な表現技術として知られる釉下彩(吹絵、盛上げ、彫刻など)による絵付けが製品の主流となり、その技法は絵具を噴霧状にして吹き付けることで、手描きでは表現できない柔らかな雰囲気を作り出すことに成功しました。
 これら西浦焼は、明治の初めから海外に目を向け輸出品を制作していましたが明治後期には、世界で流行していたアール・ヌーヴォー様式を取り入れ、新たな美術品を作りました。
 展覧会を通して、明治時代の美濃を代表するブランドの西浦焼をお楽しみ頂ければ幸いに存じます。

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