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しもだて美術館

 



「はにわ(巫女)」2000(平成12)年
油彩、個人蔵
第32回日展


「風化への憧憬」2007(平成19)年
油彩、個人蔵
第73回東光展

しもだて美術館開館5周年
飯泉俊夫絵画展 ―時の風景―

会期 2008年7月19日(土)〜9月15日(月・祝)
休館日 月曜休館、但し祝日は開館し翌日休館
開館時間 10:00〜18:00(入館は17:30まで)
観覧料金

一般 500円/高校生以下無料
※団体 400円(10名様以上)
※会期中は常設展ならびに板谷波山記念館もご覧いただけます。

本年、開館5周年を迎えるしもだて美術館では、郷土出身の洋画家、飯泉俊夫氏の絵画展を開催いたします。
飯泉氏は、1938(昭和13)年に下館市(現、筑西市)に生まれました。大学を卒業後、教師として勤務するかたわら、デッサンを学び、1968(昭和43)年、当市出身の文化勲章受章の洋画家、森田茂画伯に師事します。翌年、東光展に初入選し、更に2年後には、ライフワークのひとつとして取り組むことになる埴輪を主題とした<はにわ盛装の男子>で日展に初入選を果たし、以後、両展ともに連続して入選を続け、1979(昭和54)年には教職を辞し、画家として独立します。その後、1987(昭和62)年に出品した<子守りのはにわ>で日展特選を受賞するなど数々の賞を受賞、また、個展も開催するなど、精力的に作品を発表しました。現在は、日展評議員ならびに東光展常務理事などの要職を務めながら、故郷にアトリエを構え、創作活動を続けています。
時を経て風化しながらも穏やかな表情をたたえて佇む埴輪、強風に煽られ荒々しく波うつ北国の海、そして、現代に息づくイタリアやスペインの歴史的街並みなど、飯泉氏は、悠久の時の流れの中にある風物の姿を、積み重ねてきた歴史とともに作品の中に描きとめてきました。
様々な色彩の絵具を幾層にも塗り重ね、削り取ることで、それらの作品は、具象であるにもかかわらず、心象的抽象とでも言える空間を生み出しています。薄塗りで描かれた裸体画のシリーズもまた、心象的空間を背景とし、時とともに移ろいやすい美を私たちの眼前に永遠にとどめて見せてくれます。いわば氏の作品は、絶えず流れゆく時の姿が様々なかたちで描出され、私たちに更なる未来をも暗示しているような、そんな思索的なテーマが表現されているのかも知れません。
今展では、これまでの作品を振り返りながら、スペイン・アンダルシアの風景を描いた新作も含めた約60点により飯泉氏の絵画世界を展覧いたします。


「アンダルシアの農園(スペイン)」2008(平成20)年、油彩、個人蔵

詳細はこちら→
http://www.city.chikusei.lg.jp/museum/

 

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