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東京国立近代美術館

 


ペーター・メルクリ
「ドローイング(無題)」
制作年不詳
(C)the artist


青木淳
「Mのためのスタディ模型」
2007-08年
撮影:木奥恵三

建築がうまれるとき
ペーター・メルクリと青木淳

会場 ギャラリー4(2F)
会期 2008年6月3日(火)〜8月3日(日)
休館日 月曜日(7月21日は開館し、翌22日休館)
開館時間

10:00〜17:00  金曜は20:00まで 
※入館は閉館の30分前まで

観覧料金
券種
当日
団体(20名以上)

一般

420円
210円
大学生
130円
70円
※高校生および18歳未満、65歳以上、障害者手帳等をお持ちの方及び付添者1名は無料(それぞれ入館の際、生徒手帳、障害者手帳等をご提示ください)
※本展観覧券で、当日に限り、所蔵作品展もご覧になれます

スイスのペーター・メルクリと日本の青木淳。このふたりの建築家の間に直接的なつながりはありません。けれども、絵画や彫刻を強くリスペクトしている点では共通しています。
だからでしょうか、それぞれが設計した《彫刻の家》と《青森県立美術館》という美術館は、いずれも、作品と厳しく対峙する空間を持っています。また、ふたりとも、かわいい雰囲気が大好きなのに、とてもクールな建物につくるという点でも似通っています。
  本展は、そんな彼らが、頭の中にあるアイデアにかたちを与えていくプロセスに注目します。したがって、会場に、いわゆる完成模型や図面などはありません。では、なにが展示されるのか?
チューリヒからは、プロジェクトとは関係なくメルクリが描く膨大なドローイングの中から選ばれた約300枚と、《ノヴァルティス・キャンパス・ヴィジターセンター》(2006年竣工)のためにつくった愛らしいスタディ模型14点がやってきます。また彼に影響を与えた彫刻家ハンス・ヨゼフソンの作品も、小品2点が特別に展示されます。そして東京からは、青木が目下設計している住宅《M》のためにつくられた100個を超えるスタディ模型がやってきます。これらのオブジェクトが空間を埋め尽くすことで、ふたりの建築家の共通点と相違点とが生々しく伝わってくることでしょう。
  「建築がうまれる」とき、いったいなにが起こっているのか、会場で感じていただければ幸いです。

 
ペーター・メルクリのアトリエにて   青木淳のアトリエにて

 

<作家紹介>    
 

ペーター・メルクリ Peter Markli (1953- )
1953年チューリヒ生まれ。チューリヒ連邦工科大学チューリヒ校(ETHZ)で建築を学んだ後、建築家ルドルフ・オルジャティと彫刻家ハンス・ヨゼフソンに師事する。1978年チューリヒに事務所を設立。2003年からはETHZの教授を務める。代表作に《トリュプバッハ/アツモースの住宅》(1983年)、《彫刻の家》(1992年)、《バーゼル大聖堂オルガン》(2003年)、《ノヴァルティス・キャンパス・ヴィジターセンター》(2006年)など。2001年スウェーデン・コンクリート賞を、2002年ハインリッヒ・テッセナウ賞を受賞。

ポートレート
(ペーター・メルクリ)
   
     
 

青 木 淳 Jun Aoki (1956- )
1956年横浜生まれ。1982年東京大学大学院修士課程 (建築学) を修了後、磯崎新アトリエに勤務。1991年東京に青木淳建築計画事務所を設立。代表作に《馬見原橋》(1995年)、住宅《S》(1996年、吉岡賞)、《潟博物館》 (1997年、日本建築学会作品賞) 、《ルイ・ヴィトン表参道》(2002年)、《青森県立美術館》 (2006年) など。建築作品だけでなく、《U bis》(2002年)、《DAIWA PHARMACY》(2004年)、《TARO NASU BAMBI》(2006年)などインスタレーションも発表。2004年度には芸術選奨文部科学大臣新人賞を受賞している。

ポートレート(青木淳)
撮影:筒井義昭
   

詳細はこちら → 
http://www.momat.go.jp/

 

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